3人刺傷で懲役30年求刑=弁護側は心神耗弱主張−大阪地裁(時事通信)

 大阪府と京都市で2008年5月、少年2人と女性が負傷した連続刺傷事件で、強盗殺人未遂などの罪に問われた無職石津淳被告(41)の論告求刑公判が9日、大阪地裁(和田真裁判長)であった。検察側は完全責任能力があるとして懲役30年を求刑。弁護側は殺意を否定した上で、心神耗弱を主張し、結審した。判決は3月24日。
 石津被告は被告人質問に応ぜず、精神鑑定では「統合失調症ではなく人格障害の可能性が高い」とされた。
 検察側は、自宅の階下の少年らを刺したとされる大阪での事件について、力を込めて刃物を突き刺すなど殺意は明らかで、騒音トラブルという動機も理解可能と指摘。「計画性があり、逆恨みとしか言えない」と述べた。
 一方、弁護側は「殺意を抱くほどのトラブルではなく、幻聴による被害妄想が原因」と主張。「統合失調症が発症した可能性がある」とした。 

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入館者減少に勝てず…=ジョン・レノン博物館閉館へ−さいたま(時事通信)

 ビートルズの元メンバー、故ジョン・レノンさんが使用した品などを集めたジョン・レノン・ミュージアム(さいたま市)が9月末で閉館することが決まった。妻オノ・ヨーコさんから正式認定された世界初の「公式ミュージアム」として、2000年10月に開館、初年度は12万4000人の入館者を集めたものの、ここ数年は3万人程度で推移。スーパースターゆかりの品だけでは入館者を集め続けることができなかったようだ。
 同館は、外国人歌手もコンサートを行う大型イベント施設「さいたまスーパーアリーナ」の一角にオープン。オノさんから有償で借り受けたレノンさん愛用のギターやトレードマークの丸眼鏡など約130点を展示していた。
 オノさんとのライセンス契約は10年間で、子会社を通じて運営していた大成建設は「契約が今年で満了するのに伴い、閉館することにした。入館者数との関係はない」(広報部)と説明する。
 しかし、埼玉県の関係者は「年間1億円強の赤字が毎年出ているようだ。レノンさんのファン以外の入館者を増やすことに苦労していた」と実情を明かす。閉館検討が表面化した後、存続を求める署名活動を行う市民の動きも一部にあったが、大きく広がることはなかった。 

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